ヤマハ FW21(GG1-B)

ハンドレールの取り付けはバッチリ。錨も付属です。アンカーウインチは作動します。スイッチ周りののゴムが劣化していてご自分で補修をしたそうです。ロープなどを収納できる物入が1ヵ所あります。船首のポリロープフェンダーはそろそろ交換ですね。デッキやハルに大きな傷等はありませんでした。

スッキリとしたキャビンで操縦しやすく、また作業や釣りもしやすいと思います。キャビンの前に物入があり、蓋にはソーラーパネルが設置してあります。アクリル板には経年劣化による傷が見られました。使用には問題はなさそうです。灯火類も点灯確認済みです。サイドデッキ幅は41ｃｍ、サイドの高さは44ｃｍでどちらも十分ではないでしょうか。

立って操縦すると360度全体が見渡せ、安全な航海が出来そうです。FUSOのGPS魚探(FE-8F)が付属され魚を探しながらフィッシングを楽しむことが出来ます。魚探カバーがありますが、鍵を無くされたみたいで鍵をかけることが出来ません。コックピット下部には物入があります。

釣りをするときに座れる板をかけています。中央には生簀があり、容量も満足できそうです。船外機の予備を取り付けていた板が残っていますが、そのまま使用するのはおススメしません。燃料ホースに亀裂や損傷は見られませんでした。蓋の汚れは洗剤などで磨けば少しはキレイになると思います。ただ、左舷側の蓋の角に損傷が見られました。左舷側には燃料タンク24ℓがあり、それ以上入りそうな予備のタンクが2つありました。中の汚れ具合は軽微なものでした。右舷側にバッテリーやスイッチ類がありました。多少、小物なら収納できそうなスペースもありました。アフトデッキ上部はオーニングがあり、海側に30ｃｍくらい伸縮するパイプでした。その部分に掛けるカバーが写真のものです。木製とステンレス製の竿受けを取り付ける台が取り付けてありました。

ヤマハの4ストローク50馬力の船外機です。船外機のカバーの劣化は経年相応ですが、使用時間は短めとのことで、エンジンの外観やプロペラにかけてはキレイでした。もた、掛かりも走りも問題ありませんでした。冷却水も正常に出ていました。デジタルアワメーターは616Hを表示していました。チルトアップ・ダウンも問題ありませんでした。