岡田造船所 高速船48フィート

2001年12月に進水された船ですから船齢は23年が過ぎますが、全塗装されているので年式を感じさせない船です。
全長14.6ｍ/6.6トン。高速船だけに幅は少し狭めの船体です。

以前はエンジンルームの左舷側に大きな補機があったようですが、現在は取り外されています。ですから静止しているときは右に傾が生じるようです。
走っているときはフラップで傾き調整できます。

キャスティングデッキを増設され、背が高めのバウレールがセットされています。

フラットで広めのデッキです。表面はとても頑丈でした。

ノンスリップの摩耗がありますので、滑り止め材が入った塗料で塗装されています。

生け簀は使用可能。シーアンカーがあります。

ワイドなブリッジに載せ替えされてます。

ブルワークがないのでハンドレールがしっかり取り付けられています。サイドデッキは意外と広いので、前後への移動はスムーズです。

黄色のタンクは清水100Lタンクです。清水ギャレーは後ろにセットされています。

夜炊き用のLED集魚灯はアフトデッキのヤンマー発電機6.6kwで点灯させます。

ここもフラットで頑丈なデッキです。滑り止め入りの塗料で塗装されています。

ヤンマー発電機6.6kwでLED集魚灯を点灯させます。

高さもあるとても広いキャビンに乗せ換えられています。7名が着席できます。

家庭用エアコンと、ウォシュレット付き個室トイレが備わった快適な空間です。

KODENのソナー、レーダー、GPS魚探、3連リモコン、フラップ、油圧後ろスラスターなど装備多数です。

サテライトコンパスと微速レバーが使用できないようです。

ここは電装品の機械室となってますが、工夫すれば2名は着席できる広さです。

回せば35ノットは出るようです。いつもは巡航1700回転で20ノット、8人乗船しても18ノットは出るそうです。

2024年1月にターボ（中古品）交換
2023年10月にエンジンオイル、オイルエレメント、燃料エレメント、亜鉛、海水ポンプオーバーホール、燃料フィードポンプ整備、排気ホース交換。

オーナーの話によりますと、以前の所有者がオーバーホールをされた経験があると聞いたそうですが、整備記録はありませんので、その内容や時期は不明です。

左舷側に補機エンジンがあったそうですが取外されています。すごく広いエンジンルームですからメンテナンスしやすいです。