松尾造船所 39フィート

1989年に進水されてから35年が経ちますが、全面塗装されていますから見栄えも良く、ブリッジの形もかっこいいので年式を感じさせることない船体です。

底引き漁、ホタテ、なまこ漁をされてましたので、小傷などは所々にありますけど、大きな痛みはありません。がっちりとしています。

フラットタイプのデッキです。表面はがっちりしていました。

ここも塗装がされていますので見栄えがいいです。

いけすやストレージは大容量です。右舷にリモコンが設置されていました。

ブリッジから伸びたデッキ上のレールは簡易オーニングテントです。

底引漁をされていましたので、スレが目立つ箇所がありますが表面はがっちりとしていました。

油圧シリンダーや舵床も年式の割には全然いいです。

最近、点検口のボルトを一部交換されたそうです。角材は、ここから水が入らないように念のため支えているだけです。

ホタテ漁の漁具は付随しません。

正面のアクリルの窓は劣化が進んでいますが、左右の窓は交換された経験がありますのでまだ透明感があります。

ヒューガルポンプはインペラを交換したばかりです。デッキライト、航海灯類は点灯します。

サイドデッキはワイドです。幅50㎝、ブルーワークの高さ53㎝、その上に30㎝のハンドレールを取り付けられています。

両サイドに燃料タンク（200＋200L）があります。正面にもタンク（200L）がありますが、現在は閉じて使用していません。

年式の古さを感じますが、大事にされていますので小綺麗です。

魚探、GPS魚探、メーターは作動します。ここで操船するにあたり不具合はありません。アワーメーターは不明です。

床下のバッテリーは4個。そのうちメインの2個は令和3年11月に交換されています。

底引きポールはボルトで繋げてるだけなので、簡単に取ることができます。

3代目のエンジンです。2006年頃に新替えされたそうです。

船底がきれいな時でスピードはMAX23ノット、巡航は約18ノット位で走れるそうです。

毎年1回10月頃にメンテナンスされています。最近は9月にオイルとオイルフィルター、インペラを交換されています。

オーバーホールの経験はありません。