SSボート 50フィート

船体は１９９１年（平成３年）進水ですから２９年が経過していますので、それなりの痛みもありますが、たまに釣りに出かける程度の使用ですからダメージがありません。化粧をすれば見違える船です。

船底は定期的に塗り替えられています。

通常使用時についたスレはあるかと思いますが、割れなどのダメージはありません。

ハルやガンネルには大きなダメージはありません。状態は悪くないです。磨けばきれいになると思います。

サイドウォークの幅は約40から50ｃｍ、高さは50cm位です。このくらいあれば前後のアクセスも楽にできまし、ここでの竿出しも可能です。

ブリッジの前から後ろまでの長さは約6.65mありました。

外観は塗装の剥がれが多く、全体的には綺麗とは言えませんが、傷などのダメージはありませんので、塗装をしてあげると見違えると思います。

デッキ表面の床マットは痛みがありますが、釣り餌の臭みなどはありません。

フルフラットタイプですので、足が引っ掛かることなく安全面にも配慮されています。

デッキのブワブワ感は全くありません。

それぞれのハッチは重くて頑丈です。

アンカーウィンチはブリッジ前のだけ使用されています。他にも2個ありますが今は動きません。

オーニング、スパンカーはステンレス製の一体型です。しっかりした物です。

テントは経年劣化や汚れもあります。

電動リール用の電源が両サイドに計８箇所あります。

セミフライブリッジはほとんど使用されないので汚れています。

ここではユニカス３点リモコンで操船します。

アクリルのウィンドシールドがなくなっています。

全体的に使用感はあるものの特別な不具合はありません。

回転窓の角度を調整して造り直していますので視界は良好です。

左舷の窓は固くて途中までしか開きません。右舷窓はスムーズに開閉できます。

天井のハッチの開閉に不具合があります。

マリンエアコンの吹き出し口が上にあります。結構効きますので涼しいです。

ステアリング、ユニカス３点リモコン、ＧＰＳ、魚群探知機、レーダー、オートパイロット、その他航海計器類は不具合ありません。

ドライバーシートは使用感があります。

ゲストシートは左舷3人＋奥に１人と右舷4人掛けです。その下はジャケットなどの物入となっています。

奥のキャビン内は高さがありませんので、少しかがむ状態になりますが、大人4人は横になれる広いスペースです。

マリンエアコンの吹き出し口があります。結構効きます。

個室トイレは汚れていますが使用可能です。

トイレの奥にもちょっとしたスペースがあります。

ここからエンジンルームにアクセスできます。

イスズ４８５馬力エンジンは、２００７年６月にフルオーバーホールされ、すべての部品をバラバラにして組み替えられています。

５４７７時間の時にＯＨされ、現在は７９７９時間ですので、その後約２５００時間しか稼働していません。

ダイナモ、自動油圧装置も同時期に新品に取り換えられています。

９ｋｗの発電機も問題なく稼働いたします。

外観には錆びや汚れもあり綺麗とは言えませんが、排気の色も良く、オイルも食わないし、エンジンの調子は良いとの事です。

2007年5477時間の時のオーバーホール中の写真です。

バラバラにして組み替えられています。