ニッサン リバティ(FSC730THT)

全体的に少し汚れていましたが、洗えば綺麗になると思います。経年劣化は仕方ありませんが、まだまだ十分に活躍してくれそうです。特に目立つような大きな傷などはありませんでした。ハンドレールはしっかりと取り付けてあり、アフトデッキへ向かう際の手すりも問題ありませんでした。

コックピットはワイドな空間で、キャプテンシートは2人掛けでした。サイドのアクリルは経年劣化が見られますが、フロントの視界は良好です！ワイパーも作動確認済。上部ハッチが開閉でき航行中は自然の風や景色を充分に楽しむことが出来ます。魚探は中央に収納できますが付属の魚探は修理が必要と思われますのでおまけとしてお考え下さい。2011年製の７型液晶テレビとステレオは使用できるとのことです。ソーラーパネルやインバーターも取り付けられています。アワーメーターは463H。

キャビン内はキレイにされておりました。マリントイレもキレイにされています。快適な空間でありましたが、上部ハッチ付近のウォッシャー液パイプ周りのパッキンが劣化しており、水がにじんでいました。この部位の交換やシーリング等で補修すれば大丈夫そうです。気になる臭いなどもありませんでした。ハッチは問題なく開閉しました。幅広タイプの24ｆｔですので、見た目よりも内部は広く感じました。

船尾にはお手製のラダーやステップが取り付けてあり、子どもたちと海遊びをする際に大活躍とのこと。シートの下には物入が３箇所。予備バッテリーが載せてありました。左舷側の物入にはビルジポンプがついていて、切り替えにより船外機内部を洗うための水も流せます。中央の燃料ルームには120ℓ程は入るとみられるガソリンタンク(赤)と、シャワーなどに使っていた清水タンクが備え付けてあります。内部は少し汚れていますが、拭きあげればきれいになるでしょう。2人からMax4人ほどで釣りが出来そうです。ロッドホルダーは数ヵ所取り付けることが出来ます。エサ箱枠もお手製で作られています。(最後の写真右側)

ヤマハ船外機４サイクル150馬力。スピードは取材時MAX２６ノット。アワーメーターは463Hでした。燃費は良く7ℓ/時間くらいだそうです。使用後は船に取り付けられている自動洗浄機で船外機の内部に水を通しています。