ヤマハ UF33(FW4)

ガンネルの凹みや傷、ハルのカケや色あせ、ステッカーの剥がれ、バウにはあて傷もあり、見栄えは良くありませんが、致命的なダメージはありません。

ハルの後ろの青いラインは塗装されています。

陸上保管されていた時期が長かったそうで船底は綺麗です。

私がこの船を仕上げるなら、

ハルは塗装せずに磨きでOK。

ガンネルは一周交換。その時にパテで穴埋めをしっかりしてから交換。

バウの当て傷は、パテ埋めして滑らかにして軽くぼかし塗装。

ステッカーは根気よく剥がしバフ掛けしながら磨く。

船底は問題ないので船底塗料のみでOK。

ここは白で再塗装されていますが意外ときれいでした。

アクリル窓の劣化やワイパーの曲がり、アクセントステッカーの剥がれや窓枠の色あせなどがあります。

リガー製のアウトリガーが付いていますがロッドはありません。

私がリメイクするなら、

ワイパー交換。サーチライトとホーンは取り外しビス穴の跡をパテ埋め。航海灯はLEDに交換。

窓周りのコーキングをやり直して窓枠を黒で塗装。それとアクリル窓の交換。

ハンドレールは電飾した受けの部分を交換。

アクセントステッカーを根気よく剥がして磨く。

アウトリガーは取り外すことなくそのままにしておく。

デッキ表面はガッチリとしています。レールのグラつきはありません。クリートはがっちりしていましたが、電蝕が発生しています。

サイドデッキは再塗装されているのか、綺麗でした。

アンカーウィンチは2021年5月にスイッチや配線等のメンテをされています。

ハンドレールを取り付けるための丸いハッチの劣化があります。

私がリメイクするなら、

丸いハッチとクリートの交換。アンカーウィンチは塗装で良さそう。

エアーインテークやロッドホルダーなどのプラスチック系の劣化があります。

生け簀ハッチの割れがありますが、デッキ表面はガッチリとしていました。

私がリメイクするならば、

劣化したプラスチック系をすべて交換、及びクリートの交換。

いけすハッチは補修ではなく2枚とも作り替え。FRPのプロに作ってもらいます。ご希望でしたらプロを紹介します。

いけす内は根気よく磨き。スカッパーは漏れるようでしたら取り替え。

2ステーションは操船可能。ギャレーの水が使えるように工夫して取り付けられています。

キャビンの天井や壁クロスはカビや錆びダレがあり、ゲストシートの汚れも目立ちます。ドライバーシートは純正。

アワーメーターの液晶が劣化で見えので、使用時間は不明です。

8インチGPS魚探は使用可能。ワイパーやサーチライトは古いので交換した方がいいです。

リメイクポイントは、

キャビン内の天井や壁のクロスは根気よく剥がして、ムキ出しになったFRPは塗装。

ゲストシートは張り替え。ドライバーシートは磨きでOKかも。

その他にレーダーとGPS魚探を新設すると良いです。

トイレは2022年8月に新品交換されてます。

バースの壁やクッションシートもシミや汚れが目立ちます。

法定備品は揃ってます。

リメイクのポイントは、

壁や天井クロスは根気よく、なんらかの液体をふりかけてブラシで洗うときれいになりそう。

クッションシートの表皮は破れてないので、一度磨きチャレンジするのもありかも。ダメなら張り替えるしかない。

スカイライトハッチの開閉の調整。

トイレは使ってないだけに意外ときれい。掃除するだけでOK。

使用頻度が少ないだけに意外と綺麗なエンジンです。

2020年4月に一通りの消耗品交換をされていますが、それ以来あまり乗っていないようですので、乗り出し前には再度消耗品交換をされる事をお勧めします。

ご希望でしたらマリーナさんでメンテナンス承ります。

時期は不明ですが、ターボとエルボーの交換もされているようです。

2021年4月に中間ハウジング、シャフト、ブッシュ、ギアオイル交換、シム調整をされています。

上下動作はOK。

プロペラに大きなカケがありますので交換したほうがいいです。