2012年12月に480万円かけてオーバーホールの経験あり その後の使用は1429時間
基本情報
進水年月 | 1992年04月 |
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年式 | 1992年 |
定員 | 15人 |
サイズ | 50ft |
トン数 | 10t |
形状 | 漁船タイプ・漁船・業務船 |
航行区域 | 限定沿海 |
次回船検 |
中間検査 (2025年05月18日) |
清水タンク容量 | 100リットル |
船底塗装歴 | あり |
保管状態 | 係留 |
保管場所 | なし |
取材有無 | あり |
サイズ
サイズ(船検証) | ||
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全長 | 全幅 | 全深 |
11.96m | 2.88m | 1.07m |
サイズ(実測値) | ||
実長 | 実幅 | 高さ |
16.08m | 3.16m |
※実測値の場合は、おおよその数値です。
エンジン情報
メーカー名 | イスズ |
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エンジン型式 | UM12PD1TC |
燃料種類 | 軽油 |
搭載数 | 1基 |
検査手帳馬力 | 495馬力 / 2000rpm(回転数) |
最大馬力 | 630馬力 |
推進機種類 | シャフト船(ブラケット) |
巡航速度(参考) | 約20ノット |
最高速度(参考) | 約26ノット |
燃費 |
1時間あたり 約80リットル |
燃料タンク容量 | 1600リットル |
発電機 |
メーカー名:ノーザンライツ ワット数:8kw 使用時間:4310h 燃料:軽油 |
装備
法定備品 〇
コンパス 〇
GPS魚探 ホンデックスHE-7311-Di
魚探 コーデンCVS-1410HS
レーダー コーデンMDC-2040
舵リモコン マロールCB-12
ソーラーパネル 〇
サーチライト 〇
デッキライト 〇
トランサムステップ 〇
スパンカー 〇
オーニング 〇
アンカーウィンチ 〇
イケス 〇
デッキウォッシャー 〇
デッキシャワー 〇
ロッドホルダー 〇
アウトリガー 〇
フェンダー 〇
マリントイレ(電動式) 〇
ギャレー 〇
エアコン(家庭用) 〇
電子レンジ 〇
リーニングシート 〇
- ワイドなブリッジ マリーナステイもOK 遊漁船にダイビング、交通船としても活躍が期待できる
- 田中造船の特徴はFRPが分厚いハル 重量があるので波を押さえ叩かずに走ります 舵効きも良い
- リメイクしやすいシンプルなキャビン 塗装して化粧直しすれば間違いなく美しい船体になります
担当: 相馬 英樹(そうま)
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外観
全長は約16.08m。後ろのトランサムステップまで入れると16.58mあります。
年式相応に塗装の剥がれや当て傷はありますがひどい所はないです。
最近は他に所有している船ばっかし乗ってるので、乗る機会が少なくなり結構痛みもありますが、リメイクすればいい船になりそうです。
船底/ペラ周り
両サイドにあるフロートはマフラーを隠しているのと、横揺れを抑える効果があるようです。
ペラ舵シャフトも特別な問題はありません。
(船底の画像は2024年7月16日に撮影しました)
フロントデッキ/サイドデッキ
バウ先端からブリッジ前までの長さは4.88m。余裕のスペース。
デッキ下は収納のみで生け簀はありません。
アンカー台やバウレールはガッチリしています。
ハッチ1枚のみにブア付き感がありましたが、他はガッチリしてます。
ファイティング時に役立つリガー製のリーニングシートが2個設置されています。下の取り付け部が外れてグラつきがありますので補修補強が必要です。背もたれクッションはありません。
サイドデッキの幅は37cmですから狭めです。デッキからの高さは58cm、その上に25cmのハンドレールを設置してますので、前後へはストレスなくアクセスできます。
ブリッジ
ブリッジ前からキャビンの後ろまではワイドな8.10m。
左舷のスライドドアからキャビンにアクセスできます。右舷はポリカーネイトのハメ殺し窓です。
左舷サイドには海水ポンプがセットされています。ホースを付け替えてコックを切り替えれば前後で使用できるように作られてますが、ほとんど動かしてないのでそれなりのメンテは必要です。
アフトギャレーは使用されるのでしたら要メンテです。何かを設置していた錆びダレがあります。
デッキライト、航海灯類は点灯します。
フライブリッジ
ここではあまり操船しないので汚れてますが、普通に操船可能です。
古い魚探が設置されています。
エアコンの室外機とソーラーパネルがセットされています。レーダーアーチ、ロッドホルダー、アウトリガーもしっかり取り付けられています。
アフトデッキ
キャビン後ろからデッキの一番後ろまで3.10m。フラットなデッキです。
イケスは1室。ハッチの裏側に割れがあります。
舵床の油圧汚れや油圧シリンダーの使用感はありますが普通に動きます。点検口があります。
オーニングはFRP製。それにテントを増設され、太いステンレスフレームで造られたスパンカーと一対式です。
キャビン
ワイドなキャビンが特徴です。
使用感と経年劣化があります。シンプルな箱型空間ですからリフォームしやすいです。
エアコンは天井に埋め込み式ですからキャビン内はすっきりしています。古いですが使用可能だそうです。
コックピット
レーダーは新設されて間もないです。舵リモコン、GPS、魚探等、充実した計器類です。
メーターは作動します。発電機のメーターパネルや電装関係のスイッチ全てがここ1つにまとまっています。
右舷にポリカーボネイトの窓がありますので操船しやすいです。
ギャレー/トイレ/バウバース
ここもシンプルですからリメイクしやすいです。
ギャレー、個室トイレは使用可能です。湯沸かし器がセットされていますが現在は使用していません。
バースは大人4人は横になれる広さです。高さもあるので175cm位の方でも頭をかがめることなく立つことができます。
イスズUM12PD1TC最大630馬力 V12 ノーザンライツ8kw発電機
前所有者が2013/12月にフルオーバーホール(当時480万円かかってます)されています。同時期にターボのオーバーホール、清水クーラーのオーバーホール、マフラー交換もされたそうです。
現オーナーは2014年にOH後の使用時間がわずか10時間の時に購入されました(私が売買のお手伝いをしました)。その時のアワーメーターは12284時間でした。
現在は13713時間を表示しています。約10年で1429時間の使用ですから程よく乗ってらっしゃいます。
巡航は約1800回転時19-20ノット。回せば最高は25-26ノット位だそうです。
発電機も一緒に回したときの燃費は1時間当たり80L位だそうです。
発電機は私が売買のお手伝いをした当時の使用時間は3873時間でしたが、現在は4310時間です。
バッテリーはメインエンジン2個、アクセサリー2個、発電機用1個の計5個が搭載されています。
この船は2013/12月にフルオーバーホール(当時480万円かかってます)されています。
現オーナーは、OH後は3回しかのってない使用時間がわずか10時間の時に購入されました(私が売買のお手伝いをしました)。その時のアワーは12284時間でした。
現在は3713時間を表示しています。約10年で1429時間の使用ですから程よく乗ってらっしゃいます。