意外と足が速い ヤンマー6CH-ST最大300馬力搭載
基本情報
進水年月 | 1987年10月 |
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年式 | 1987年 |
定員 | 5人 |
サイズ | 30ft |
トン数 | 2t |
形状 | 漁船タイプ・漁船・業務船 |
航行区域 | 限定沿海,漁船 |
次回船検 |
(2025年04月24日) |
船底塗装歴 | あり |
保管状態 | 係留 |
保管場所 | なし |
取材有無 | あり |
サイズ
サイズ(船検証) | ||
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全長 | 全幅 | 全深 |
8.26m | 2.49m | 0.75m |
※実測値の場合は、おおよその数値です。
エンジン情報
メーカー名 | ヤンマー |
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エンジン型式 | 6CH-ST |
燃料種類 | 軽油 |
搭載数 | 1基 |
検査手帳馬力 | 245馬力 / 2500rpm(回転数) |
最大馬力 | 300馬力 |
掲載時の使用時間 |
不明 ※本艇の実使用時間や実エンジン使用時間を保証するものでは御座いません。 |
推進機種類 | シャフト船(ブラケット) |
巡航速度(参考) | 約20ノット |
最高速度(参考) | 約27ノット |
燃料タンク容量 | 300リットル |
装備
3連リモコン 〇
微速装置(トローリング) 〇
デッキライト 〇
スパンカー 〇
オーニング 〇
アンカーウィンチ 〇
イケス 〇
ヒューガルポンプ 〇
マロール CB-14 〇
担当: 相馬 英樹(そうま)
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フロントデッキ
汚れや塗装の剥がれがあるだけで、表面はがっちりとしています。
かんざしもがっちりとしています。背が高いバウレールにはレールを1本付け足して溶接止めしています。
生け簀は4室。スカッパーを開けたままにしていた生け簀は汚れています。
法定備品は綺麗なものではないですが揃ってます。
ブリッジ
エンジンを載せ替えるためにブリッジをボルトから外した跡がありますが、うまく再生されています。
ガラス窓は透明感があります。ウィンドシールドのアクリルは透明感がなくなりつつあります。
ヒューガルポンプ、アンカーウィンチは動きます。
オーニングはがっちりとしていました。テントは汚れていますが破れはありません。
コックピット/キャビン
電子ラットです。3連リモコンで操船されています。微速リモコンは設置して2年ほどですが、ほぼ使われてないそうです。
ホンデックスのGPS魚探は8インチ。
スライドドアはサッシですが、キャビン両サイドには船舶用の窓が付いています。
取材時のアワーメーターは3278時間でしたが、載せ替えられたエンジンですから詳しい事は分かりません。
アフトデッキ
表面はがっちりとしていました。大きな痛みはありません。部分的に塗装剥がれがある程度です。
もともとは生け簀があったようですが、スカッパーは閉じてありました。
シリンダーのホースなのか、どこかからじわりと油漏れがあるようです。そのうちメンテナンスされた方がいいかと思います。
バッテリー2個はいつ交換されたかは分かりませんが、ターミナルは綺麗でしたので、そんなに古いものではありません。
スパンカーはオーニングにレールとボルトで繋げてます。セール布が硬くなってカビも発生しています。
トラックで運ぶ時は高さ調整のために、スパンカーとオーニングを取り外す必要がありますが、そんなに難しいものではありません。
ヤンマー6CH-ST 最大300馬力 燃料300L
2代目のエンジンだそうです。その時のオーナーがオーバーホールをした経験があるそうで、その後の使用時間はかなり少ないとの事ですが、OHをされた時期や内容、その後の使用時間など詳しい事は不明です。
オーバーホールをされているだけに、エンジンはきれいですし、煙も吐かず音もいいです。
5月にオイルとフィルターを交換されたそうですが、その後は数回しか乗ってないそうです。
蟹すくいですから、スピードは必要なく12.13ノットでゆっくり走っているそうですが、巡航20、MAX27ノットは出るそうです。
今のオーナーが令和3年1月に所有され現在に至ります。使用状況は釣りはまったくされず、蟹すくいに行くだけですから、使用頻度はかなり少ないそうです。
ガンネル上の太いステンレスのパイプはぶら下げているだけです。
横揺れ防止のサイドスタビライザーが付いてます。
シャフト、ペラは問題なしとの事です。